ASBESTOS
ASBESTOS
アスベストは石綿ともいわれ、空気中に飛散した粉じんを吸い込むと肺がん等の原因となります。そのため、アスベストの除去は確実に飛散を防止する方法でなくてはいけません。
また、除去作業後も、アスベストを完全に密封して運び出す必要があるため、廃棄が完了するまで細心の注意を払い、作業を実施しています。
FLOW
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目視できる部分以外にもアスベストが使用されている場合があるため、図面等でのスクリーニング調査及び現地確認調査を行ないます。
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現地でサンプリングを行ない、X線回析分析法や位相差・分散顕微鏡による分析でアスベストの有無を確認します。
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アスベストが確認されれば、施工計画書を作成し、管轄の諸官庁にアスベスト除去作業の申請手続きを行ないます。
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プラスチックシートで壁・床・開口部等を塞いで作業場所を隔離状態に。シートのつなぎ目や窓などは、ビニールテープでしっかりと目張りし、外部に飛散しないようにします。アスベストは目に見えない微細な繊維ですので、この作業を丁寧にすることが何より重要です。
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減圧装置を用いることで、外部から新鮮な空気が流れるようにし、アスベストが外部に漏れることを防止します。
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隔離養生や減圧装置の設置が完成したら、管轄の諸官庁が現地での立入検査を行ないます。
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検査が完了したら、隔離した作業場所で石綿除去作業を行なっていきます。作業中も大気中の環境測定も行い、アスベストの飛散量などをチェックしています。
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作業後は、アスベストの濃度測定を行い、作業が完全に行われたかどうかの調査を行います。
施工写真、廃棄物マニフェストなどを整理し完了報告書としてまとめ所轄官公庁へ工事完了を報告します。
WORKS